"calendar year"
(キャレンダー・イヤァー)
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「(暦の上の)一年」
こんばんは。もはやただただ暑くなりました。たまに降る雨もすでに涼しくなくりました。季節的にはもう冬が恋しくなっています。
さて、今週は英語で会話をしているとちょくちょく出てくるフレーズ、「calendar year」です。
英語で「year」は一年、そして「calendar」はそのままカレンダーです。なので、「calendar year」はカレンダーでみるところの一年をさします。つまりは一月に始まって、十二月に終わる一年です。
なぜ、わざわざ「カレンダーでの一年」のためにフレーズがあるのか。会社勤めの人はこのあたりでもうわかるかもしれませんが、社会では「calendar year」以外の「一年」というのが多く存在します。
例えば、学校の一年間。九月に始まり五月くらいに終わる(日本の場合は四月始まりの三月終わりですね)一年間になります。これを英語で「school year」、学校における一年間といいます。
アメリカでの小中高の一年は大体こんな感じ(個人的経験ですが)なのですが、それも地域によっては夏休みも含めたり、そもそも始まる時期が違ったりもします。なので、地域によって実際の期間は違ったりもします。
そしてビジネスや政府の会計目的のカレンダーは「fiscal year」(フィスカル・イヤァー)といいます。これもまた企業や政府によって違いがありますが、一応アメリカでは十月始まりの九月終わりのようです。
このようにそれぞれのカレンダーを指す言葉があることで、お互いにどの「一年」のことか共通の認識を持つことができます。会話中に「今年の終わりに~」という文章が出ても、それが十二月のことか九月のことか、はたまた五月なのかが大体わかるようになるということです。便利ですね。
・・・とはいうものの、実際には「school year」でも、「fiscal year」でも、バリュエーションが多いので結局わからなくなったりもするのですが。
日本語ではこのように様々な「一年・年度」を言い表す言葉はあるのでしょうか?今度誰かに聞いてみるとします。
さて、あなたの手帳はどの「year」ですか?
それではまた来週!
「今週のプチ英語」は毎週火曜日更新予定です。