"one on one"
(ワン・オン・ワン)
↓
「一対一」
Good evening and happy New Year! あけましておめでとうございます。考えたら文章のなかにスッと英語を混じらせた方が英会話感が出るかな?と思い始めた私です。忘れるまでやってみようかと思います。
"I talked man to man with Jack."
(ジャックとは男同士、一対一で話したよ。)
今週の本題とは関係ありませんが、さきほどインターネット検索で「Happy New Year」と検索したところ、英語圏では新年の瞬間以外では「Happy New Year」と使わない、と書かれていました。・・・普通に使っていたんですけどね?この辺りは地域差はありそうですね。そもそもハワイはアジア文化の影響が強いので、なんとも・・・。
ただ、その記事でも書いてありましたが、英語圏では日本ほどお正月に関心を持たないのは本当でした。大晦日から新年の瞬間は盛り上がりますが、それ以外ではわりと平常運転でした・・・。しいて言えば新年に打ち上げた大量の花火の後片付けがまっていたくらいでした。(ハワイでは十年くらい前から一般への打ち上げ花火の販売は禁止になったので、昔の話ですが。)
さて、前置きが長くなりましたが、今週は街中で見かけた看板からフレーズを一つ。今回は「one on one」、意味は「一対一」です。
私が見かけた看板はとある個別指導の塾の看板で、それには「man to man」と書かれていました。日本語表記では「マンツーマン」、塾などでは耳にする言葉です。それをそのまま英語で表記したもので、結局のところメインの顧客は日本人なので問題はないですね。ただし英語の会話で「man to man」の意味と日本語での「マンツーマン」の意味は少し違います。
上記の塾の場合は「個別指導」=「一対一の指導」という意味の英語表記をするなら「man to man」ではなく「one on one」が正しいフレーズになります。
「Man to man」は「男から男へ」が直訳になり、一般的に使われるときには「男同士の一対一で(直接的に・オープンに)」の意味で使われます。シリアスな話などをするときに、
"I talked man to man with Jack."
(ジャックとは男同士、一対一で話したよ。)
というように使います。個別指導などの意味で使うのは完全に間違ってはいないのですが、やはり適切とは言い難いように思います。
この場合は「one on one」を使用する方がしっくりとくると思います。個別指導の場合は「one on one teaching」などの表記がわかりやすいと思います。
ちなみにこの「one on one」はバスケなどで使われるフレーズと同じものです。意味も同じですね。「Three on three」(スリー・オン・スリー)で「三対三」のバスケットボールゲームという意味で使います。こちらは日本語でも英語でも同じです。
このフレーズの数自体は何をいれても成立します。
テレビゲームなどで「百人対百人」の対決(100 on 100)や非対称の「五人対一人」(five on one)でも成立します。
知っておくと耳にしたときに役に立つかもしれません。使う機会となると・・・一対一での話し合いを申し出るときなどでしょうか。・・・社会人になって一対一の話し合いとなると・・・あまりいい予感はしませんね・・・。スポーツ以外では使わなくて済むならそれに越したことはないような気もしますが・・・備えあれば患いなし、と思いましょう!
それではまた次回!See you next time!
「今週のプチ英語」は毎週火曜日更新予定です。
Comments