
"pencil lead"
(ペンソル・レェッド)
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「鉛筆の芯」
Good evening everyone! またまた気温が下がってきたので、換気のために教室の窓を開けるのがつらい・・・というわけでもなく。防寒着が無理なく着れるのが楽しいのは秘密です。
さて、今週は再び文房具関連の単語を。今回は「pencil lead」、「鉛筆の芯」です。それほど難しい単語ではありませんが、小ネタもあります。
今回の単語ですが、「pencil」は「鉛筆」、そして「lead」が「(鉛筆などの)芯」(名前を調べたところ、正式名称は「鉛筆芯」でした。そのままですね。)という意味で使われています。「シャープペンシルの芯」と言いたい場合は以前に紹介した単語、「mechanical pencil(シャープペンシル)」と組み合わせて、「mechanical pencil lead」になります。
さて、小ネタということで。この「lead」、名詞としては「鉛」という意味もあります。日本語の鉛筆と同じですね。そして日本も同じですが、鉛筆芯の素材に鉛は含まれていません。一般的な芯の素材に使われているのは「graphite」(グラファイト)という素材です。日本語では「黒鉛」ですが、さきほども言ったように鉛の種類ではなく、似ているからそう呼ばれている・・・と思われます。
日本では「黒鉛が素材」=「鉛筆」というのは納得できるのですが、英語ではなぜ「lead」と呼ばれているのか。所説ありますが、
1.鉛筆の元になった「stylus」が鉛を芯としてつかっていたから
2.素材である「graphite」が発見当時鉛の一種だと思われていたから
・・・の二つの説が有力なようです。真相はいかに。
ちなみに日本ではどうかわかりませんが、アメリカの子供はわりと「pencil lead」が本当に「lead(鉛)」でできていると思っているようです。大人でもそうだと思っている人もいるそうです。名前が名前なので仕方がないところもあるような気がしますが・・・。
アメリカで子供が鉛筆の話で「lead poisoning」(鉛中毒)と言い出したら(わりと小さい頃には言っていました)、英語で真実を教えてあげるのもいいかもしれません。その際は是非英語でトライしてみてください!
それではまた次回!See you next time!
「今週のプチ英語」は毎週火曜日更新予定です。
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