"respond"
(リィスポァンド)
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「反応する・返答する」
こんばんは。祝日が過ぎ去り、本格的に寒くなってまいりました。アウターを本格的に使い始めたのは日本に引っ越してからなので、テンションは上がっております。そして教室内は暖房をつけてはいますが、換気のためにどうしても気温が低くなってしまいます。・・・そのことを個人的に苦痛に思っていないのは秘密です。
今回はそんな季節感にまったく関係ない単語です。ビジネスでも使えるものでしょう。今週は「respond」、意味は「反応する・返答する」です。
おそらく元々の意味は最初の「反応する」だと思います。何かの事柄に対して「respond」して行動を起こす・・・という使い方でしょうか。ちなみに救急隊員や災害に初期派遣される人のことを「first responder」(最初に反応する人)と呼びます。
さらに、似た単語で「react」という単語があります。こちらも意味は「反応する」ですが、「react」は「反射的に反応する」というニュアンスがあるのに対して、「respond」は「能動的に反応する」といった意味合いがあります。些細な違いですが、使い方によっては大きな違いになることもあるので気を付けましょう。
もう一つの「返答する」という意味はビジネスシーンなどでよく使われます。一般的なのは電話やメールなどに「respond」する、という使い方です。
"You have an email from Patrick."
"Thank you, I will respond to it after the meeting."
(パトリックからメールが届いていますよ。)
(ありがとう。会議のあとで(メールに)返信するよ。)
という使い方ができます。他にもメールの文面に、
"Please respond ASAP (as soon as possible)."
(取り急ぎ返信をお願いします。)
という一文を書き加えることができます。もちろん外部へのメールのときは高圧的に聞こえないように注意しましょう。
というわけで、今回は二通りの使い方ができる単語でした。どちらも使うときはポイントを押さえて使うとナチョラルに使えます。機会があればぜひ試してみてください。
それではまた次回!
「今週のプチ英語」は毎週火曜日更新予定です。
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