"cilantro"
(シィラァントロ―)
↓
「パクチー」
Good evening everyone!まだ・・・まだ七月です。六月くらいまではすごいいきおいで
月日が流れていると思っていたら、夏は進みが遅い気が・・・。気のせいですが。
さて、今回は知らないと困る人は困るかもしらない単語です。今回は「cilantro」、
意味は「パクチー」です。
今回の単語は使わない人はまったく使わないと思います。
かくいう私もパクチーは苦手なのですが、昔の仕事で扱っていたので、
この単語を知ることとなりました。
今回の単語の難しいところは、同じパクチーでも英語での名称がいくつもあることです。日本語でも「シャンツァイ」、「パクチー」と呼び名がいくつかありますが、英語では「cilantro」、「coriander」、「Chinese parsley」、「Mexican parsley」とざっと四通り
ほど呼び名があります。さらに面倒なことにスーパーやレストラン毎で使われる呼び名が
違うこともしばしば。
このいくつかの呼び名の中で「coriander」は日本語で「コリアンダー」
(そのままですね)で、スパイスの名前で知っている人も多いと思います。スパイスは
コリアンダーの実が元ですが、葉を含めた植物自体を「コリアンダー」と呼ぶそうです。
この名称がアメリカでは実(スパイス)のみを「coriander」と呼ぶのが(調べたかぎりでは)一般的です。しかし、ヨーロッパ圏では葉(ハーブ部分)も「coriander」と
呼ぶそうです。
ここまで読んで「だいぶややこしい」と思われたかもしれません。安心してください、英語圏の人でもややこしい単語(たち)です。なのでスーパーの店員などに訪ねても、そのお店で使われている名称以外だと知らない店員さんも多くいます。これがより一層ややこしさを引き立てています。
私も初めてパクチーを探しに行ったときは自分がよく使っていた「Chinese parsley」の名称が通じずなかなかに困った覚えがあります。二人目に聞いた店員さんが運よく知っていたので助かりました。ちなみにそのスーパーでは「cilantro」の名称で販売されていました。
今回書くにあたって単語について調べて初めて聞く名称(Mexican parsley)もありましたので、もしかしたらまだまだ名称があるのかもしれません。これだけ多くの名称が、
それぞれ似たような頻度で使われている食べ物も珍しいのではないでしょうか。
外国でパクチーを探されるときには(そのような機会があるかどうかははっきりと
分かれると思いますが)、是非今回の単語を思い出してみてください!
それではまた次回!See you next time!
「今週のプチ英語」は毎週火曜日更新予定です。
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