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"k-12"(ケェイ・トゥエルヴ)




"k-12"

(ケェイ・トゥエルヴ)

「幼稚園の年長から高校四年までの期間」

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Good evening everyone!一瞬外が暖かくなり、夏の気配に怯えていましたがまた涼しくなりましたね。もう長くはないのはわかっています。気づけばすぐそこに夏がいます。

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さて、今週の単語は「k-12」、意味は「幼稚園年長から高校四年までの期間」です。日本の感覚からすると色々相違点があるかと思いますが・・・。今回は単語自体の解説よりもアメリカでの教育期間の扱いの違いの話です。

この「幼稚園年長から高校四年の期間」というのが一般的にアメリカで学費が無料になっている期間になります。なので、ここを一括りにして「k-12」と呼んでいます。

以前にも書いたかもしれませんが、学校の区分が日本とは少し変わっています。幼稚園(年長)が「kindergarten(K)」と呼ばれて一年だけで、一般的には小学校に併設されているものがほとんどかと思います。その下の「preschool」(年少・年中)がおそらく「保育園・こども園」に近いもので、基本的に公立ではなく私立だけになります。なので、当然学費もかかるので、通うか通わないかはわりと別れると思います。ちなみにハワイではほとんどのpreschoolを教会が運営していたので、そのあたりは文化的背景が関係しているのかもしれません。

というわけで、「k-12」の内訳が、

「kindergarten」(幼稚園年長):一年

「elementary school」(小学校一年~五年):五年

「junior high school」(小学校六年~中学校二年):三年

「high school」(中学校三年~高校三年):四年

という形になります。少々年数のずれがありますが、結果的には日本と同じ年数で高校生活が終わる形です。

ちなみに基本的には高校(公立)までは学費無料なのですが、その分様々なところでコストカットが図られています。その一つとして教科書は貸与となり、薄めの百科事典くらいあるハードカバーの本となっています。そして年数を重ねたものも多く、十年物は当たり前、噂では五十年前の教科書を使っているところもあるとかないとか。

アメリカで学校関連の話をしているときに出てくる「k-12」、知っておくと会話にもついていきやすくなると思います。日本でいうところの「小中高」のようなものでしょうか。漢字だけ見てもわかりませんよね。是非覚えてみてください!


ちなみに似たような単語で「K-9」というのがありますが、こちらは学校とはまったく関係なく、「犬(またはイヌ科)」の当て字となっています。(英語で「canine」が「イヌ(科)」という意味で、同じ発音の「K-9」という当て字を使用することがあります。)どこで使える知識かわかりませんが、こちらもどこかで披露してみてはいかがでしょうか。

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それではまた次回!See you next time!

「今週のプチ英語」は毎週火曜日更新予定です。

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